「寄り道、拠り所、縁りのきっかけ」 の場所になる本屋です。
何気ない一日のなかに、喜びと発見が生まれるきっかけ作りをYoriがお手伝いします。
固定店舗はありませんが、月に数日は東海地方で本とコーヒーを楽しめる移動本屋としてマルシェやイベントなどに出店しております。(出店日・場所についてはInstagramをご確認ください)
書籍は全て新刊です。
本やその他商品に関することなど、お気軽にお問い合わせください。
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アメリカ南部の台所から|アンダーソン夏代
¥1,980
『アメリカ南部の家庭料理』著者による 書き下ろし初エッセイ集! 自分の台所を愛する人へ贈る、アメリカ南部の料理研究家である著者の初エッセイ。その土地の食材や料理、調味料、レストランやスーパーマーケット、文化について、好奇心溢れる観察眼で、ユーモアを交えて綴ります。映画評論家の三浦哲哉さん推薦! 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:136 判型:B5変形
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家から5分の旅館に泊まる
¥2,090
行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。 執着を解き放ち、自分の輪郭を失くしながら歩く知らない町。人に出会い、話を聞く。言葉に出会い、考える。それでもこの世界をもう少し見てみたいと思う小さな旅の記録。 話題作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』でデビューし、今「最も注目すべき」書き手であるスズキナオ、初の旅エッセイ集。前向きな言葉、大きな声に疲れているすべての人へ。 今の疲れ果てた自分でも読めるような、むしろ、こんなときだから読みたくなるような本はないものだろうか……書棚をもっとよく探せば見つかったのだろうけど、そのときは体力もなく、まばゆく見える本ばかりが並ぶ書店をよろよろと出ての帰り道、暗くて静かな旅行記を書こう、と心に決めたのだった。大好きな『つげ義春日記』の、あの雰囲気が念頭にあった。(中略)旅先で出会う何かに心が癒されるとか、元気になるとか、そんな自分勝手なことを期待しているわけではなく、知らない土地を歩くことで、そのあいだだけは、自分自身のことを考えずに済むのかもしれない。ただ、見ているだけ、聞いているだけ、歩いているだけの存在になれるような気がするのだ。そしてその行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。(「まえがき」より) 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:340 判型:四六判変形
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旅の彼方|若菜晃子
¥1,760
『旅の断片』、『途上の旅』に続く 旅の三部作、第三集 登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集三部作の最終巻。旅の記憶や広がる思考を、読者が追体験できる濃やかで静謐な文章で綴る。旅先は英国やロシア、タイ、ネパール、チリなど。第1集『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:320 判型:四六判変形
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近くも遠くもゆるり旅|益田ミリ
¥1,650
近場の新宿から憧れだったスイスまで、 どこに行っても、のんびり自由な旅エッセイ。 なんか疲れたな。と思ったとき、 馴染みの旅先があるのはいいものだ。 行ったことのないところへ旅して見たいな。 と思ったときの、涼やかな気持ちもいいものだ。 つまらない旅はない。 たぶん、なにかはつまっている。 近くも、遠くもゆるゆると。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:208 判型:四六判
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あの日、選ばれなかった君へ|阿部 広太郎
¥1,650
受験に落ちた、就活に失敗した、失恋した、試合に出られなかった、コンペに負けた…… ほとんどの人は、人生のさまざまな局面で「選ばれない」経験をするはずです。 落ち込んだり、自己嫌悪に陥ったり、自暴自棄になったり。 さらにはSNSで誰かの選ばれた瞬間が可視化されてまわってくる。 もうやめてくれと言いたくなる。 選ばれなかったことをどう受け止め、どうやって再出発したのか、 どうやって自分を立て直したのか? 選ばれなかったその時は、世界が終わったかのような気持ちになるけれど、 たまたま合わなかった、ご縁がなかった、本当はそれだけのはず。 あの日、選ばれなかった自分に、あの日、選ばれなかった君に、 今の自分が声をかけるとしたらどんな言葉か? 人生経験を重ねていけば、選ばれなかった自分が、選ぶ側にまわることもある。 自分じゃ選べない……「誰か選んで!」そう思いたくなる。 選べる人にならないと、いつまでたっても誰かの庇護のもと。だから、自分で選ぶ。 「選ばれなかった側」の実際のエピソードをまじえながら、 選ばれずに落ち込んだ後にどうすればいいのか? そのヒントと生きる勇気が得られる本。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:240 判型:四六判
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⾃⼰否定をやめるための100 ⽇間ドリル|坂⼝恭平
¥1,760
SOLD OUT
あなたを否定するのは誰か? 自身も長らく躁鬱病をわずらい、「いのっちの電話」で死にたいと悩む人たちの声を聞き続けてきた、坂口恭平さん。誰もが一度は経験のある「自己否定」を8つのステップで解明します。自分で自分をいじめない方法を伝授します。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:224 判型:B6変形
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絵本『まだ大どろぼうになっていないあなたへ』
¥1,320
「あなたの最終的な目標は、大どろぼうになることです。」 許されざる罪人でありながらも、古今東西の物語に数多く描かれてきた「どろぼう」。超人的な能力者として、謎めいたヒーローとして、時にはおっちょこちょいで親しみのある存在として、人はどろぼうに憧れ、なぜか惹かれてしまうものです。 そんな不思議な存在のどろぼうに、ヨシタケシンスケさんが初めて挑みました。ヨシタケさんの描く「大どろぼう」は、特別な能力も強さもなければ、悪人でもありません。「大どろぼう」になることとは、わたしたちが、知らず知らずのうちに失った大切なものを取り戻すこと。大切なものを取り戻し、あなたが本当の自由を手にすること。 うまくいかない日や思いどおりにならない気持ちも、「大どろぼう」になって視点を変えてみれば、また明日を楽しもうと思えるかもしれない、そんな温かな励ましが込められている一冊です。 *この作品は、2025年7月からPLAY! MUSEUMで始まる展覧会「大どろぼうの家」のために描き下ろされました。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:40 判型:B6変形
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相談するってむずかしい|青山ゆみこ 細川 貂々
¥1,870
とにかくおしゃべりを続けよう 自分を助けるための「対話の仕方」がわかる本 発達障害による困りごとや、生きづらさを語り合う場を主宰する細川貂々と、心身の不調をきっかけに、目的を持たない対話の場を作った青山ゆみこ。 オープンダイアローグや当事者研究など、話す/聞く場の実践を通して、「相談する」ことの大切さに気づいたふたりがつづる、話して、聞いた日々のこと。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:200 判型:四六判
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さびしさについて|植本一子 滝口悠生
¥902
ひとりだから、できること ひとりをおそれる写真家と、 子どもが生まれた小説家による 10往復の手紙のやりとり。 「折々のことば」にも取り上げられた自主制作本を文庫化。 母のこと、子どものこと、文章を書くこと、社会のこと、戦争のこと、過ぎ去った日々のこと。近所に住む写真家と小説家が、ときに応答しながら、親密な手紙を交わす。気持ちよい正直さと、心地よい逡巡にあふれるやりとりが、いつしか読者の記憶を掘り起こしていく。完売した自主制作本に、あらたな2往復のやりとりを加える。 自主制作版解説 武田砂鉄 文庫版解説 O JUN 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:256 判型:文庫判
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北欧こじらせ日記 フィンランド起業編
¥1,595
北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた自分だけの夢の道。それはまさかの…フィンランドで、寿司職人!? 会社員生活の傍ら、寿司職人の修業を続け…13年越しの夢をついに叶えて、2022年4月、ヘルシンキに移住した著者。 失業からの起業で始まる移住2年目。 ようやく手にした「人生の余白」が生んだ思わぬ副作用とは? 新たな壁に七転八倒の笑って泣けるリアルライフエッセイ! 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:224 判型:四六判
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北欧こじらせ日記 フィンランド1年生編
¥1,540
北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた自分だけの夢の道。それはまさかの…フィンランドで、寿司職人!? 13年越しの夢をついに叶えて、2023年4月、ヘルシンキに移住した著者。新たに知ったフィンランドの魅力、新しい職場で出会った温かな人々や新しい仕事観。夢を叶えた先で待っていた現実と未来、「生きている手応え」とは!? 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:224 判型:四六判
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とびこえる教室|星野 俊樹
¥1,870
「ふつうって何だろう。」私はこれまで幾度となく、この言葉を心の中でつぶやいてきました。子どもの頃、スポーツが苦手で、女の子とおしゃべりをしたり、交換日記を書いたりするのが好きだった私。初恋の相手は男の子で、いわゆる「男子ノリ」にもなじめませんでした。そんな私に投げかけられたのは、「男の子ならふつうは〜」という言葉。大人になっても、「社会人の男ならふつうは〜」という声に息苦しさを感じます。 「ふつう」からこぼれ落ちる人たちの姿を見つめ、問いかけたいと思い、私は教師になりました。今では「ジェンダー」や「多様性」という言葉が広まったように見えますが、日本のジェンダーギャップは依然深刻です。学校でも、「異性愛が当たり前」「男らしさ・女らしさに従うべき」といった空気は根強く残っています。 本書では、「ふつう」とは何かを問い直しながら、子どもたちが自分らしく生きるために、教師として何ができるのかを考えていきます。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:264 判型:四六判
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合作zine『みんなでZINEつくーる 1号 わたしの小さなこだわり』
¥880
30人の書き手の皆さんと一緒につくった、合作zineです。 「わたしの小さなこだわり」というテーマで、それぞれにエッセイを書いていただきました。 生活も趣味も地域(遠くはアメリカから!)も異なる30人による、思い思いのエッセイがつまった、どこかなつかしい文集のような合作zineに仕上がりました。 本を書きたい人にも、つくってみたい人にも、 ぜひ読んでいただきたい一冊です。 ........ (( message )) こんにちは。「ZINE つくーる」主宰の牧野と申します。 「ZINE つくーる」は、本を書きたい人、つくってみたい人のための、本づくり代行サービスです。 活動をつづけるなかで「本を書いてはみたいけれど、1冊分を書くとなるとなかなか手をつけられない」という方が多いことに気がつき、それならば、みんなで合作本をつくってみればいいんじゃないかと考えました。そうしてできたのが、この本『みんなでZINE つくーる』です。 今号では、SNS での呼びかけに集まっていただいた30 人の書き手の皆さまに、「わたしの小さなこだわり」というテーマで原稿を書いていただきました。 巻末にそれぞれの自己紹介も掲載していますので、気になる書き手の方がいれば、ぜひ直接コンタクトしてみてください。 そして、もし「自分も書いてみたい」と思われたなら、次はぜひあなたにも書き手としてご参加いただけたらうれしいです。 (本書「はじめに」より) 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:80 判型:A6
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労働厨^-^♪
¥500
(著者BASEより引用) 1年間で170ヶ所の職場で働いた労働オタクが書くあたらしいカタチの労働エッセイ! 勢いで作りはじめましたが、筆が乗りすぎて12000字越えの作品です。 24歳の私が労働について書くなんて生意気かもしれないけど、そんなちいさな声をカタチにできるものが本だと思っています。 この本を読んで労働を考えるきっかけになってもらえたらちょ〜〜〜〜〜嬉しいです! 〈 Yoriメモ 〉 働くこと、新しいことに飛び込むことがちょっと楽しみになるであろう、面白くもちょっぴり背筋が伸びるrucoちゃんの労働エッセイです。
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古くてあたらしい仕事|島田潤一郎
¥605
「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社、夏葉社(なつはしゃ)。従兄の死をきっかけに会社を立ち上げたぼくは、大量生産・大量消費ではないビジネスの在り方を知る。庄野潤三小説撰集を通して出会った家族たち、装丁デザインをお願いした和田誠さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で本は「だれか」の手に届く。その原点と未来を語った、心しみいるエッセイ。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:224 判型:文庫判
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ぼくが旅人になった日|TABIPPO
¥1,650
noteで話題沸騰となったお題企画「#旅とわたし」に投稿された4,000件以上の作品が、ついに書籍化! 人生を世の中のせいにできるのは、いつまでだろう? 冒険を奪われた時代に生まれて。世界一周をして見た戦争と平和。 異文化の洗礼。死に方さえ決して平等じゃない社会。 つながらないWi-Fi。崩れ落ちた偏見のかたまり。 日本人のたった23%しか知らない、世界をめぐる旅の本。 【編者累計30万部突破! 】 【4年ぶり! 待望の心震わされる旅エッセイ! 】 一人旅、世界一周、海外移住、ホームステイ、野宿、巡礼、帰国子女、 登山、カヌー下り、自転車旅、大陸横断、働きながら旅をする…… 。 この本は、あらゆる形で世界中を旅した、20人の旅のストーリーをまとめた一冊です。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:384 判型:四六判
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ピッツァ職人|井川直子
¥2,200
「ピザ」しかなかった国で、 「ピッツァ」を焼く―― 本場ナポリの薫陶。 庶民のソウルフードを焼く誇り。 生地と窯に没頭する境地。 職人たちの生き様に、12年越しで迫った、 圧巻のノンフィクション。 何がやりたいのかわからない、と生きてきた私は、そっち側の人たちはきっと特別なのだと思っていた。だけど中村は、「やりたいこと」を一度失った人でもある。真っ暗な場所で、彼はただ、微かに振れた自分の心に従った。(略)さらには取材を重ねるうち、本書に登場する職人のほとんどが、そうした心の振れを見過ごさなかった人たちだと知った。出合いとは、はじめから運命的な顔をしているわけじゃない。逆に言えば、人は誰でも特別になれる、ということだ。(「あとがき」より) 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:272 判型:四六判
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ヘイトをとめるレッスン|ホン・ソンス
¥2,420
韓国でヘイト問題の研究者として、また差別禁止法制定を目指す活動家として奔走するホン・ソンスの著作を完全日本語訳。 ヘイトスピーチとはなにか、男性へのヘイトスピーチは成り立つのかから、ヘイトからジェノサイドへ至る段階的特徴などを解説。「ヘイトスピーチの入門書にして、ヘイトをなくすための決定版」と言える一冊。 カバー挿画は、韓流ドラマ『ミョヌラギ』の原作者、ス・シンジさんによるイラストで、平易な文章とあいまって、高校生・大学生にも親しみやすくなっている。 ホン・ソンス 著 たな ともこ 翻訳 相 沙希子 翻訳 朴 鍾厚 監修 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:240 判型:A5変形
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母親になって後悔している|オルナ・ドーナト
¥1,045
もしも時間を巻き戻せたら、母になることを再び選びますか──? この問いに「ノー」と答えた23人の女性たち。そのインタビューから明らかになったのは、社会が暗黙のうちに強いる性別役割と同調圧力、そして封じられてきた母親の苦悩や不安だった。子どもを愛している。それでも、母ではない人生を願う。「存在しない」ものとされてきた思いを丁寧にすくいとり、各国で大反響を呼んだ一冊。 オルナ・ドーナト/著 、鹿田昌美/訳 〈 Yoriメモ 〉 「我が子が愛おしい」という気持ちと 「母親でいたくない」という気持ち。 どう聞いても両立しなさそうなこの気持ちは、 誰から自分自身からも受け入れてもらえない。 わたしも正直凄く、凄く悩みました。 そんな風に思っている人にぜひ手に取ってほしいです。 自分でもどうしていいか分からない、 タブーとされてきたこの気持ちに 居場所を作ってくれるはずです。 ページ数:400 判型:文庫判
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女らしさは誰のため?
¥1,012
正解を誰よりも早く選ぶ努力はやめませんか 「女らしさ」は損か得か。「女らしさ」は誰のために存在するのか。そもそも「世間が考える女らしさ」とは何か──生き方が多様化し、男女ともに「正解」や「ゴール」がない今、私たちはどのような道を選択すれば、心地よく生きられるのか。 コラムニストのジェーン・スーと脳科学者の中野信子が、女性のみならず男性もが知らず知らずのうちに組み込まれている「残酷なシステム」を詳らかにする。 「自分の欲望をなめるな。普段はひた隠しにしても、その炎が消えることはありません。隠せば隠すほど胸の奥でくすぶり、自由闊達に生きる人を恨めしく思い続ける燃料になってしまう」(ジェーン・スー) 「私たちは、迷い、間違える。正しい答えを選べない。何が正しいのかすらわからない。私たちは不完全である。しかし、こうした私たちの不完全性が、何かの意味を持つのだとしたら、どうだろうか」(中野信子) コロナ禍で可視化された男女の不都合な真実、2023年のアカデミー賞でわかった「分母(選ぶ者)が変われば結果も変わる」という事実ほか。 ◎敵と味方とルールを再検証する ◎恋愛と結婚、私たちの場合 ◎なぜ女は自信を持ちづらいのか?◎いつか結婚も出産もレジャーになる ◎ジャストフィットな生き方は自分で決める *2019年刊行の『女に生まれてモヤってる!』に最新状況を を加筆、再編集して新書化したものです。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:224 判型:新書判
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もしぼくもしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり
¥1,980
いまでも なつかしくおぼえてる、 「ぼくたちの庭」「ぼくたちの家」 ある日突然、追い出された。 「あの人たち」が ぼくたちから 家をとりあげ、 遠い国から来た人たちに あげてしまった。 「どうして あの人たちが ぼくたちの ひろい土地に すんで、 ぼくたちは こんな せまい ばしょに すんでいるの?」 ――主人公の少年が やさしくやわらかく語る パレスチナとガザのものがたり 高校「歴史総合」教科書にも出てくる「ナクバ(大災厄)」 ―― 人々は「ふるさとから おいだされ とおいところで くらすことになった」(巻末解説より) ファーティマ・シャラフェッディーン[文] アマル [絵]、片桐早織 [訳]、鈴木啓之 [解説] 原書はアラビア語 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:24 判型:B5変形
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小学生おまもり手帖
¥1,980
小学生子育ての悩みを解決するバイブル! 環境がガラリと変わり、初めてだらけの小学生。体、心、ネットなどのお悩みに各ジャンルの専門家が寄りそい答える現代の子育て指南書です。母子手帳の次にいつもそばにおきたい、頼もしい「お守り」になる一冊。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:164 判型:A4
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はみだしの人類学 ともに生きる方法
¥737
「わたし」と「あなた」のつながりをとらえ直す そもそも人類学とは、どんな学問なのか。「わたし」を起点に考える「つながり方」とは何か? 「直線の生き方と曲線の生き方」「共感と共鳴のつながり」……。「違い」を乗りこえて生きやすくなるために。「人類学のきほん」をもとに編み出した、これからの時代にこそ必要な「知の技法」のすすめ。 松村 圭一郎 著 1975年、熊本県生まれ。京都大学総合人間学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、毎日出版文化賞特別賞)、『これからの大学』(春秋社)、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)がある。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:112 判型:A5
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ぼくのスパイス宇宙|矢萩 多聞
¥1,980
料理のまんなかには「寛容」がある―― 自然が与えてくれる風味と香りをとことん楽しむ、手のひらから宇宙へ広がるスパイス・エッセイ。クミンシード香るマンゴーでかきこむ飯の味、コリアンダーリーフの知られざる効用、納豆に入れるとおいしいスパイス、京都の自庭で育てるカレーリーフ……長くインドと日本を行き来する生活をしてきた装丁家が綴る、辛くも酸っぱい、ときには甘いスパイスの世界。 「食べることは、栄養を摂り、食欲を満たすだけではなく、いまの自分を知る手がかりになる。いつの日も、こだわりにとらわれず、その場その場で柔軟な「食」を受け入れ、咀嚼できる自分でありたい。 生活は「自ら選びとる」ことの連続だ。その実践と実験をここに記してみよう。手に負えないほど広すぎるスパイスの宇宙で、からだとこころに耳をすましながら、ジタバタと手足を動かすのだ他人からは溺れているようにしか見えないかもしれないが、泳いでいる本人はいたって真剣である」(はじめに より) ◇矢萩多聞(やはぎ・たもん) 画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド、ネパールを旅する。中学1年から学校をやめ、ペン画を描きはじめる。95年から南インドと日本を半年ごとに往復しながら個展を開催。2002年から本づくりの仕事をはじめ、これまでに600冊を超える本をてがける。2012年から京都に移住。出版レーベルAmbooksを立ち上げ、本と本の周辺を愉快にする活動をくり広げている。著書に『本とはたらく』(河出書房新社)、『美しいってなんだろう?』(世界思想社)、『本の縁側』(春風社)など。 〈 Yoriメモ 〉 更新中… ページ数:320 判型:四六判
古物商許可:
ここちよい株式会社
愛知県公安委員会 第542652304300号

