時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。
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和田靜香(著)
小川淳也(取材協力)
50代、単身、フリーランス、お金なし。さらにコロナ禍でバイトをクビに。ライターと国会議員・小川淳也さんが繰り広げた“政治問答365日”
息が詰まるほど不安で苦しい生活が続くのは、「私のせい」?
まったく分からない“不安”の正体を知るべく降り立ったのは、永田町・衆議院第二議員会館。
この「分からない」を解決するために、国会議員の小川さんに直接聞いてみることにした。
映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で話題の国会議員・小川淳也に、相撲・音楽ライターとして活動する和田靜香が、生きづらさの原因を直接ぶつけた汗と涙の激論の数々!
お金、住まい、税金、働き方、ジェンダーなど、人それぞれが抱える悩みを政治の力を使って解決へ導く一冊。
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日本はこれからどうなっちゃうんだろう? 私はここで、どう生きたらいいんだろう?
願いはある。一人もとりこぼされることなく、全員があたりまえに安心できる暮らしが保証されることを。誰かが助かるために、誰かが蹴落とされないことを。今日の誰かの営みが、誰かの明日を創ることを。分かち合い、共にあることを。強く、強く、願う。私はそういう社会に生きたい。そうでないと生きることが難しい。絶対的死活問題だ。
じゃあ、そのために、私はどうすればいいんだろう?
それが分からなくて、知りたくて、2020年11月、私は東京の地下鉄・永田町の駅に降り立った。向かうのは衆議院第二議員会館。国会議員に、直接聞いてみることにした。
えっ? 何を考えてんだ、あんた?
大丈夫。ムチャなのは知っている。私はたいていの場合、そんな風に生きてきた。あとさき考えず、思うままに、やみくもに。私は自分の「分からない」をぶつけに行くことにした。高まる気持ちはまるで道場やぶりだ。当たって砕けろ!
ドンドンドンッ、たのもーーーーっ!
──はじめに「コロナ禍の前から私はずっと不安だった」より
《Yoriメモ》
「今の日本がやばいのはなんとなくわかっているけれど、とにかく選挙に行けと言われましてもよくわかりません!」という方に是非に読んでほしい。他人事ではいられなくなるんじゃないかなあと思います。
もちろんこの一冊だけで今の日本がわかるのかと言われるとそうではなく、ものすごーく多角的に見ることが絶対に必要です。でも日本の政治や仕組みに関してものすごく足を踏み入れやすいので、必ず考えるきっかけになってくれる一冊です。
ページ数:280
判型:四六判
装丁:松田行正+杉本聖士
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